閲覧

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ウェブログをブラウザで閲覧できなければウェブログしていても何にも楽しくありません。Blosxomには多くの閲覧方法があります: 日ごと、パス/カテゴリ、それらのコンビネーション。

簡単に始めるため、最新のウェブログに注目して貴方のウェブログページをちらっと見てみましょう。

ここでは各ウェブログのベースURLは少し違っていています。ドメインを運用しているのか、ISPを使っているのか、ローカルのマシンなのか等に依存しています。が、ちょっとしたヒントがあります:

  • Mac OS X、Windowsノート、デスクトップ、ラックマウントの場合はhttp://localhost/cgi-bin/blosxom.cgi で閲覧できます。

  • ISP(プロバイダ)の特別なcgi-binディレクトリにインストールした場合には大抵、 http://www.serviceprovider.com/~username/cgi-bin/blosxom.cgi になります。serviceprovider.comISPのドメインでusernameは貴方のユーザ名です。

  • ISPを使っていてもドメインを持っているときは、 http://www.yourdomain.com/blosxom.cgihttp://www.yourdomain.com/cgi-bin/blosxom.cgi を試してみて下さい。yourdomain.comは貴方のドメイン名です。

上手くいけば標準のBlosxomの見た目で表示されます --面白くないかも知れませんが直ぐに直せます-- 貴方が作成したウェブログが表示されているはずです。

時間をさかのぼって...

ウェブログは日付順で表示されます --コーラフロートでクリーム(最新記事)が浮かぶように--。古い記事は下がっていき、時によっては一番下に落ちる時もあります。どこに、あー、どこだ、古い記事はどこに? あー、どこに、もう、どこに行ったんだ?

このような古い記事を、年、月、日で閲覧する事ができます。それには単に見たい日付の数字をURLに追加するだけです:

  • 年で指定するには4桁の数字を追加します。2003年であればURLは以下のような感じになります:

    blosxom.cgi/2003
  • 月で指定するには4桁の年と2桁の月を追加します(01から12で1月から12月です)。2003年5月の場合は:

    blosxom.cgi/2003/05
    
  • 特定の日の場合は4桁の年、2桁の月、そして2桁の日を追加します。2003年3月22日は:

    blosxom.cgi/2003/05/22
    

パスを渡り歩く...

Blosxomの存在理由としてあげられるのは、既に貴方が知っているファイルとフォルダ/ディレクトリと言うものをウェブログとして活用できる事です。貴方のコンピュータのハードディスクは、思考、プロジェクト、愚かさ、良い仕事、フィクションのデータベースです。貴方はプロジェクトや目的で、または何となくはっきりしない貴方の個人的な整理方法の約束に基づいて物事をファイリングしているでしょう。Blosxomはこの経験に基づいて構築し、ウェブログの形でそれらの階層の一部を表示します。

私の個人的な階層についてちょっとの間とりとめのないお話をしましょう。私は個人的な約束に合う、目的の階層を表現するフォルダの中のフォルダの中のフォルダの中...に物事を保存しようとします。私は、"temporary"の内部に隠れている"etc"とマークした幾つかのフォルダの奥底に埋もれたものでも、以前に詰め込んだものを大抵見つけることができます。これにはより組織化された枝葉構造があります:

...
/computers
/computers/internet
/computers/internet/mail
/computers/internet/weblogs
/computers/internet/weblogs/blosxom
...
/computers/operating_systems
/computers/operating_systems/apple
/computers/operating_systems/apple/mac_os_x
...

私はテキストの切れ端、インターネットショートカット、ドキュメントそして他の塊を /computers/operating_systems/apple/mac_os_x と言うフォルダに置きます。このフォルダ自体は"mac_os_x"と呼んでいて、残り全てはそこに導くパスになっています。

そしてローカルのハードディスクにこの約束に基づいて物事を組織化するだけではなくて、私のウェブログに反映された幾つかのカテゴリ構造もあります。 /computers/operating_systems/apple/mac_os_x は私のMac OS Xに関連したウェブログエントリを全て保存しています。そしてBlosxomに関しては /computers/internet/weblogs/blosxomにウェブログを作成しています。

Blosxomのウェブログに貴方の個人的なカテゴリ階層を反映することは、単に適切なディレクトリに記事(.txtファイル)を保存する事なのです。"言葉"に関して書きたい何かがあるって? なら、/society/language/communication/spoken/language、または貴方が気に入ったフォルダに入れ子になったフォルダを作って記事をそこに保存すれば良いのです。

ブラウザでBlosxomのディレクトリツリーを渡り歩くには、BlosxomのベースURLの最後にパスを付けるだけという簡単なものです。

そして、Blosxomdepth設定を放っておいたとすれば(0で無限)、階層を下って行くことでそのディレクトリ/フォルダの記事だけではなく、そのディレクトリ/フォルダの下にある他の全てが閲覧できます。一番上の階層では全てが閲覧できます。/travelでは/travel内の全て、/travel/indiaでは/travel/india内の全てと言う感じに。

文学に関する私の記事です:

blosxom.cgi/society/literature/

Mac OS Xオペレーティングシステムに関するものは:

blosxom.cgi/computers/operating_systems/apple/mac_os_x/

時間をさかのぼることができるので探索の経路は多くありません。/home/repairの2003年7月の記事は:

blosxom.cgi/home/repair/2003/07

/personal/resolutionsの2003年1月1日の記事は:

blosxom.cgi/personal/resolutions/2003/01/01

そして、もちろん、ディレクトリツリーを下るのと時間をさかのぼるのを組み合わせると現在のディレクトリ/フォルダの下の全てが閲覧できます。そのため、/travel/india/2000/11/では/travel/india/travel/india/mumbai、等の記事を2000年11月に限定して閲覧することができます。

共同執筆

以上をふまえれば、Blosxomを共有したりウェブログを共同執筆できることは言うまでもありません。特別なグループ階層を作ったり(貴方は/computersで私は/societyとか)、各々個人的なウェブログを書くディレクトリを作ったり(私は/samで貴方は/miraなど)すれば良いのです。またはそれらを組み合わせて、/samさんが/sam/society/sam/cookingで書いて、/miraさんは/mira/computers/mira/travelを書いて、両者が/internetで書くと言うこともできます。

複数の執筆者でBlosxomを共有するということは各々のディレクトリを作ることと同じ事なのです。

各々のウェブログの参照

フルパスとファイル名を使って特定のウェブログを参照する事ができます。.txt拡張子を好きなフレーバーのものに変更すればウェブログはそのフレーバーテンプレートで表示されます。ここに、/cooking/italianに書いているBruschettaのレシピ(bruschetta.txt)があります:

blosxom.cgi/cooking/italian/bruschetta.html

浴室改装の経験談は:

blosxom.cgi/home/repair/bathroom_remodel.html