プラグイン

プラグイン

BlosxomのプラグインアーキテクチャによってBlosxomの核となる部分は軽量かつスマートのままに、異なる環境や利用方法に対する拡張性を提供しています。

プラグインの登録...

プラグインの登録ページを見て必要なプラグインを探して下さい。

そこにはちょうど貴方のようなBlosxomユーザが開発したプラグインがリストアップさえており、成長を続けています。そこではプラグインが陳列されていて、プラグインに対するコメントを読んだりできますし、追加テンプレートがあったりします。画像プラグインは画像参照からサイズ変更まで全てを提供していますのでギャラリーを構築する事ができます。入力系のプラグインは返信(コメントとトラックバック)、因果関係の追跡、メールをウェブログにすると言った機能を提供しています。

プラグインを有効にする...

Blosxomでプラグインを有効にするには、プラグインを置くディレクトリを作成してその場所をBlosxomに教えます。

  1. どこでも良いのでプラグインを置くフォルダ/ディレクトリを作成します。唯一の決まりは、プラグインは他者から見られる状態にすべきではないと言う事です。プラグインはプログラムでありTomDickそしてHarryには読まれたくはない設定オプションやパスワードを含んでいることが良くあります。ウェブサーバのドキュメントルートから離して下さい。

    stateディレクトリも必要です。多くのプラグインが何らかのファイルを扱い、それらを保存する必要があるためです。

    プラグインを置く手引きです:

    ISP

    data/blosxom/pluginsディレクトリをホームディレクトリに置くのが良いでしょう。コマンドラインが使えるのであれば、以下のコマンドでpluginsplugins/stateを作成することができます:

    mkdir -p ~/data/blosxom/plugins/state
    chmod -R 755 ~/data/blosxom/plugins/state
    

    FTPのみ使える場合にはお使いのFTPアプリケーションでdata/blosxom/plugins/stateと言う階層を作ります。

    Mac OS X

    /Library/WebServer/Data/Blosxom/Pluginsを提案します。Blosxomインストーラを使った場合には貴方の設定によって違います。使っていない場合にはターミナルを起動して、以下のように入力します:

    sudo mkdir -p /Library/WebServer/Data/Blosxom/Plugins
    sudo chmod -R 755 /Library/WebServer/Data/Blosxom/Plugins
    

    (パスワード入力が必要かもしれません)

    Windows 2000/XP

    エクスプローラで c:\Inetpub\Data\Blosxom\Plugins\stateを作成します。

  2. blosxom.cgiスクリプトにある$plugin_dirを使ってBlosxomにプラグインの場所を教えます。 テキストエディタでblosxom.cgiを開き、以下の部分を探します:

    # --- Plugins (Optional) -----
    
    # Where are my plugins kept?
    $plugin_dir = "";
    
    # Where should my modules keep their state information?
    $plugin_state_dir = "$plugin_dir/state";
    

    $plugin_dirの値を1.で作成したプラグインディレクトリの場所に変えます。上記の説明に従ったとすれば、以下が適切な設定になります:

    ISP

    data/blosxom/plugins/stateを指定するためにはフルパスを知っている必要があります。例えばホームディレクトリが/home/samの場合にはプラグインの設定は以下の通りです:

    # Where are my plugins kept?
    $plugin_dir = "/home/sam/data/blosxom/plugins";
    
    Mac OS X

    Blosxomインストーラを使った場合には以下を行う必要はありません。

    # Where are my plugins kept?
    $plugin_dir = "/Library/WebServer/Data/Blosxom/Plugins";
    
    Windows 2000/XP

    Windowsはパスの区切りにバックスラッシュ(日本語では¥)を使いますが、Perlではスラッシュ(/)を使います:

    # Where are my plugins kept?
    $plugin_dir = "c:/Inetpub/Data/Blosxom/Plugins";
    

これでBlosxomでプラグインが使えるようになりました。貴方が何かプラグインを持っていればですが...

プラグインのインストール...

プラグインのインストールはプラグインをpluginsディレクトリにコピーするだけです。プラグインによっては最低限の設定が必要な場合があります。作者の説明(通常、プラグインファイルの下に書かれています)に従って下さい。

Blosxomは次回、ウェブログを見た時に自動でプラグインを見つけて読み込みます。

プラグインの順番...

Blosxomは自動でプラグインを見つけ、読み込み、呼び出します。それはアルファベット順で行われます。例えばconfigsort_by_pathより前で読み込まれます。sort_by_pathwritebackの前に読み込まれます。

プラグインの読み込み順を操作したい場合には、ファイル名の前に数字をつけます: 00loadfirst, 50loadsometime, 99loadlast, ...

プラグインを無効にする...

プラグインディレクトリからプラグインを削除すればそのプラグインをいつでも無効にすることができます。もっと良い方法として、ファイル名の後にアンダースコア(_)を付けることができす: somepluginsomeplugin_ に。これで安全に、しかもプラグイン本体をディレクトリに残したまま無効にできます。